マイローグ

ブリュッセル

俺の惰性の言い訳をしよう。

 

夢に向かって進むのは幸福の道だからだ。

 

苦い経験の前から惰性であったが、少なくとも前を向いていた。

 

俺にとっての幸福とはなんなんだ?

逆張りと自分を決めつけるなら反骨だ。

 

分からない。 俺は思ってたより空っぽな人間なのだろう。目的、利益のためだけに動く。自分でこれを書いていて耳が痛い。機械のようだな俺は。 人付き合いの欠陥からくるものだと推察する。

過去の体験経験が俺を幸福から遠ざける。

 

ここで言う幸福は大衆によって決められたものだが。

 

しかしそこには正義がある。

それも物事の一面にしかすぎないかもしれないが

いや、4、560面はあるだろう。

度が過ぎてるんだ。

 

なんにせよ、幸福か少数(一面)の正義を前にして俺が選ぶのは正義だと言うことだ。

 

俺には自殺願望、正確に言えばやり直すとかがある。少数の正義はそっちの方に傾いてるからそっちに惹かれるのかもしれない。消極的な自傷行為だ。

迎合して幸福を得るか?

正義は捨てるがな、多数派に逆らう少数派の正義だが

 

俺は幸福な道を選ぶのが怖いようだ

 

幸福だと思って進んだ道が、裏路地のように暗く閉ざされたものだったから?

 

自分を慰めて幸福を受け入れるようになっても少数派、変わり者の正義を捨てるのは嫌だ。

 

だってそれが正しいからだ。真理なんだよ、分かるかい? 皆が挙手して決定された後付けの正義じゃないんだ。

 

俺が幸福を受け入れる道を選んでも心の奥底では違和感を感じ続けるだろう。

理不尽だ。もっと評価されるべき素晴らしい作品がいっぱいあるのに、大きな力によるゴリ押しとそれに巻き込まれてどんどん歯止めが効かず大きくなっていく性質のせいで、ありきたりなのっぺらとしたオリジナリティの欠落したものが、日の目を浴びるのだ。

 

大衆向けの主人公設定、分かりやすい(言ってしまえばワンパターン)決め台詞と戦闘、どこかで見たようなストーリー、テンプレになりつつある悲しい過去、作画ガチャ、初体験の大衆へのゴリ押し

 

全てが上手く噛み合った。裏で指揮を取ってる人は笑いが止まらないだろう。

 

別に原作がクソではないがこんな評価には値しない、それは数字を見れば明らかだ。

面白いと言うやつは同調に流された者

 

 

ラッキーパンチで調子に乗るやつとそれに迎合して評価する奴には嫌気がさして腹が立つ。

しかし、社会はそうやって回るものなのだろう。俺なんかに変えることができるだろうか。

 

はっきり言って嫌いだ。過大評価されている。

しかし社会はこうやって回っていく。俺らのような変わり者はクソを食わされていくしかないのだろう。